「羅生門 / 芥川龍之介」感想!エゴとモラルの先にあったのは生存本能【書評・要約】

芥川龍之介の羅生門

子どもの頃に読んだ本を大人になって読み返すと、当時と全く違った印象を感じた経験はありませんか?
コモにとって、今回取り上げる芥川龍之介「羅生門」がそうでした。
当時中学生の私が、国語の授業で読んだ羅生門は、話の情景が醸し出す不気味な雰囲気が印象的でした。
しかし、大人になって読み直してみると、主人公の心の移り変わりがとても鮮明に理解できます。
読めば読むほど人間のエゴやモラルについて考えさせられる羅生門。
「他人を蹴落として生きていくことの是非」「善とはなにか」など、人間の永遠の問いを私たちに問いかけてきます。

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